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2026.01.18 Sunday

天野山ー金剛寺

 

 

南北朝時代、学校で習った歴史ですが、この金剛寺は、大阪の南、

 

天野山にあるお寺で、1300年代、北朝の三上皇が行在所として

 

使用されたそうです。光厳、光明、栄光の三上皇と皇太子直仁の

 

四方がこの座に座られた様です。

 

 

 

 

 

遥か昔の優雅さが漂い、なんと美しい事か。

 

そしてこの玉座には丹精に仕立てられた着物を着た上皇が

 

座られたら、なんと匂いがごとく優雅な光景だった事でしょう。。。

 

 

 

 

それにしても、欄間も、ディテールがとても丁寧に作られています。

 

1300年代と言うと、800年前の日本家屋です。

 

何故こんなに生き生き、残っているのか〜鎌倉時代に、一度改修したと

 

ありますが、保存度はとても高いです。

 

 

 

 

菊の御紋の入った襖も、畳も、とても端正に手入れされています。

 

この美しい金剛寺、あまりに山奥な為、訪れる人が少ないのが特徴で、

 

時間があれば、伺います。(実は母のお墓の近くの為、知ったのですが)

 

心が洗われる思いがします。

 

 

 

 

よく手入れされたお庭からの光が障子を通して鈍く入ってきます。

 

障子も襖も和紙で出来ていますが、寒さも随分遮られるものだと

 

感心します。真冬も和紙、一枚で外気を遮っています。

 

 

 

 

 

本堂から、先程の御座所に行くための渡り廊下。

 

自然を肌で感じられて、小鳥の囀りを聞きながら、

 

’鶯張り’と言うのでしょうか?床板の根田と言われる部分に工夫があって、

 

足音が響く様に設計されています。当時の南北朝の緊張を考えると

 

当然の仕組みかも知れません。

 

 

 

 

 

真冬の葉が落ちたお庭も静かに佇んでいます。

 

作庭は、お茶の千利休のお弟子さん作とあります。

 

国宝の襖絵もあるそうですが、本物は見る事ができません。

 

 

 

 

金剛寺は大きくて、色々な塔頭が小さな小川の周りに建っています。

 

秋は紅葉が美しく、春には桜の木がたくさん植っています。

 

電車では、南海高野線、近鉄線の河内長野からバスです。

 

駅を出て、金剛寺に向かう細い昔の街道沿いには、上の塔頭のような

 

日本家屋が沢山建っています。竹藪が豊富で、正しい日本の風景です。

 

 

 

 

 

重要文化財の’楼門’ これ以外に20箇所の門や建物が重要文化財。

 

この奥にも塔頭が沢山あり、後に大きな山があり、歩いて行く道々に

 

小さな仏様が並んでいます。。。。。。

 

 

インバウンドや観光客が少ないので、静かに日本の美しさを感じることが

 

出来ます。日本人に生まれた事に感謝!