2026.08.05 Wednesday
横堀健一、コマタ トモコ設計事務所訪問

コマタ トモコさんに、初めてお目にかかったのは、ファッション
デザイナーのコシノ ジュンコさんのお宅でした、もう30年近く前に
なると思いますが、’若い二入だけど、気が合って、今やっている
ファントーンの日本の色についても、同じ意見が多いのよ!’とご紹介を受けました。
だから自宅も二人に設計お願いしたの!個性の強いコシノさんのお眼鏡に叶ったんだ〜
驚きを含めての初対面でした。

田園調布のコマタさん実家の隣に、イタリアビッツエンツアの
パラディオの’ラ ロトンダ’のコンセプトに合わせて、設計されたそうです。
横堀健一さん(ご主人)はイタリアのアルド ロッシの事務所を卒業して、
東京に戻り独立されたそうです。私もイタリアでは一番感銘を受けた
16世紀の建物なので、興味深く見学させて頂きました。
キッチンは、キッチンメーカーも驚く程、痒い所に手の届く
ディテールで、きめ細かく設計されています。
https://note.com/ura410/n/nf352fbb4ab3f

https://yokobori-aa.jp/profile/
ちょっと写真が暗いですが、先ほどのキッチンに続く、
ダイニングの設です。椅子もオリジナルで、椅子の上で胡座をかいても
食事が出来る様に、奥行きが深く、少し座が低いです。
至る所に、小さな鏡が仕込まれていて、お庭の緑が映り込んで綺麗です。

職住接近で、二人の事務所部分になります。愛犬を飼っておられて、
いつもご自宅と事務所と行ったり来たり、家族の一員です。
イタリアのモダニズムと、日本の感性がうまく交わって、とても
絶妙な空間です。事務所が出来て、200戸を超える超高級住宅を設計されている
だけあって、施主のニーズをとても上手に設計に組み込んでおられる様子が
伝わってきます。

事務所部分と繋がる、ご自宅のリビング空間ですが、仕事が忙しく
キッチン+ダイニングと寝室の往復が多いそうで、緑に囲まれた
この空間はお仕事のイベントや、勉強会が多いそうです。
壁面の絵画も日本の現代作家が多く、日本の伝統工芸を中に入れた
小テーブルも、コマタさんのオリジナルデザインです。

東西南北に向かい合った四角形の敷地に、パラディオのロトンダの
様に、縦(南北)に事務所棟、横(東西)にご自宅が設置されています。
この扉はコマタさんの実家のお庭に繋がる扉です。

デッキにある、白い彫刻は安田侃氏の?と伺うと、深澤直人氏
デザインのとても軽い椅子(ドリアデ社作の’石’)だそうです。
とても手入れの行き届いた庭園が美しいです。

https://imhome-style.com/architect/detail.php?id=50
色々な建築雑誌の掲載の多いお二人の寝室、ファブリックも
とてもシックな落ち着いた物で、日本の感性を感じます。

https://r100tokyo.com/curiosity/r100tokyo/interview_yokohori/
シャワールームと浴室、右の奥に、ご自慢のワードローブコーナー
一部ガラス張りになっていて、綺麗に纏められています。
和紙も色々な所に使われていて、什器の特徴は扉材を取り外し出来る
仕掛けが施されていて、気分転換に変化出来るのが特徴です。
鏡も色々設てありますが面積が小さいのでとても上品です。
久しぶりに感動した建物でした〜!