
暮らしの移ろいを描いて
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キッチン・カップボード


住み始めてから見えてきた、暮らしの動線や光の移ろい。
その時間を経て、この住まいにふさわしいキッチンのかたちをゆっくりと描き、リフォームによって空間を整えました。



壁に囲われたI型キッチンから、空間を開き天井を上げることで、住まい全体に伸びやかな広がりが生まれています。

D1000のシンク側は対面収納の奥行きを活かし、大きな器や家電、書類まで収納可能。
木製トップカウンターと把手が、フォッググレーの空間にやわらかな温度を添えます。



キッチンはフォッググレーのソリッドカラーをまとった二列型。
シンク側は端正な箱のように整え、
コンロ側は浮かせた天板を側面まで回し込み、薄い厚みに揃える事で
軽やかでノイズレスな印象に仕上げました。

以前の奥まったパントリーを見直し、トール収納と冷蔵庫を集約。
カップボードは2段引出に中引出を格納し、食器収納は4段引出を採用。



壁面の立ち上がりには左官仕上げを施し、小物を飾る余白を設えました。
素材の質感がキッチンと室内を静かにつなぎます。







目まぐるしい日々の中でも、ふと立ち止まれる場所。
機能性だけでなく、ここでどう過ごすか。
そんな思いから生まれたキッチンが、五感を静かに満たしながら暮らしの中心に佇んでいます。